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  • Shimpei Kawasaki, Esq.

NY リカーライセンス保持者の義務

ライセンス保持者はニューヨーク酒類管理法(ABC法)に従ってビジネスを運営する事が義務づけられています。酒類の販売を許可された施設内すべてのスペースでの従業員および客の行動はライセンス保持者の責任となります。以下は、小売ライセンス保持者がNY酒類管理局(SLA)より処分を受ける可能性のある規定です。


① ビールタップ(ビールサーバー)


オンプレミスライセンスを保持している場合、各タップから分注されるビールメーカーの名前を識別するサイン/カード/プレートを提示する必要があります。サイン/カード/プレートは、タップに添付または付属する必要があります。


② 帳簿と記録


ライセンス保持者は、認可された事業に関係するすべての取引の帳簿と記録を維持する必要があります。この記録にはフルタイム/パートタイム従業員の情報の記録も含まれます。帳簿と記録は、認可された施設内で最低でも2年間は保管する義務があります。帳簿と記録はSLAによる監査の対象になります。


③ 許可された施設外での消費

オンプレミスライセンスを保持している場合、客が酒類やワインを持ってライセンスで認可された施設から出る事は通常禁止されています。 唯一の例外は、客がレストランワインライセンスを保持している施設で食事とともに購入した開封後の残ったワインが入ったボトルを持ち帰ることが許可される場合があります。 なお、オンプレミスのライセンスを保持している場合は未開封のビールを施設外での消費目的で販売する事が許可される場合もあります。


④ ライセンスの条件


ライセンスの認可を受領した際に、SLA及びコミュニティーボードより提示された施設運営に関する条件(stipulation)に同意している事があります。これらの条件には、音楽の提供の有無や営業時間などが含まれている場合があります。SLAの許可なく、条件の規定範囲外での営業は禁止されています。


⑤ 汚染されたボトル


オンプレミスライセンスを所持している場合、メーカーまたは卸売業者から受け取ったオリジナルの容器に酒やワインを保管する必要があります。また、これらの容器の中身を再利用、補充、改ざん、品質低下、希釈、または強化することも禁じられています。これには容器内に異物を混入させる行為を禁止する「汚染されたボトル」と呼ばれる違反も含まれます。


⑥ 無秩序

オンプレミスライセンスを保持している場合、施設内で無秩序な行動を許可する事が禁止されています。無秩序には喧嘩、騒動、違法薬物の使用及び販売、売春、わいせつな行為、そして過度の騒音が含まれます。ライセンス保持者として無秩序が起こらないようライセンスを保持する施設そして客の監督する義務があります。


⑦ 施設の拡張


ライセンス保持者として、認可されたスペース内にアルコール飲料の提供と消費を制限する必要があります。申請書を提出時に、SLAにその施設の説明と図面を提供しています。ライセンスで許可されたスペース以外でのアルコール飲料の販売または消費は禁止されています。ライセンスで許可されたスペース以外の使用を希望する場合はSLAへの改築(Alteration)を事前に申請する必要があります。


⑧ 検査


ライセンスを保持した施設は、営業時間内でのSLAの調査員、警察官、およびピースオフィサーよる検査の対象となります。これにはライセンスで認可された施設全体が含まれます。(オフィスや倉庫等の関係者以外立ち入り禁止エリアも含まれます)検査を拒絶または妨害した場合、SLAによる処分の対象となります。


⑨ 酔った客


目に見えて酔っている人にアルコール飲料を販売、配送、または無償で提供することはニューヨーク州刑事法で禁止されています。ライセンス保持者または従業員が目に見えて酔っている人にアルコール飲料を提供した場合はSLAによる処分の対象となります。


⑩ 現地の規制


オンプレミスライセンス保持者はビジネスの運営を管理するすべての地方及び州の法律と規制に従う義務があります。 これには、健康、火災、建築基準法等が含まれます。 州または地方の法律または規制に違反している場合、SLAおよび特定の規定を施行する機関による処分の対象になります。


⑪ 身体の露出


基本的に施設内での身体の露出は禁止されています。 ただし、最も近い客から最低でも6フィート離れた場所に18インチ以上の高さのステージが設置されている場合は、女性のエンターテイナーによるトップレスパフォーマンスが許可される場合があります。


⑫ ミックスドリンク


オンプレミスライセンス保持者は、メーカーまたは卸売業者から受け取ったオリジナルの容器に酒やワインを保管する必要があります。容器内にミキサーなどの液体を混ぜることは禁止されています。なお、他の液体と混ぜるかどうかに関係なく、メーカーまたは卸売業者から受け取った容器以外の容器に酒やワインを注ぐことも禁止されています。(客に提供するグラスは除く)1ガロン以上の容量を持つ自動連続混合機能を持つディスペンサーを使用しての飲料の混合は例外とされています。(例:マルガリータミキサー機)


⑬ 詰め替え


オンプレミスライセンス保持者は、メーカーまたは卸売業者から受け取ったオリジナルの容器に酒やワインを保管する必要があります。容器を再利用または中身の補充をすることは禁止されています。大ボトルを使用して小ボトルを補充することは禁止されています。2つのボトルの内容を1つのボトルにまとめることは禁止されています。また、あるブランドのアルコール飲料を別のブランドのアルコール飲料のボトルに入れる事は禁止されています。

非課税のタバコとタバコ製品

認可された施設内で非課税タバコ製品を所持していることが判明した場合、ニューヨーク州税務財務省は施設のたばこ製品の販売許可を停止処分にする事ができます。税務財務省よりSLAに発行される施設へのタバコ製品販売許可停止処分の通知はSLAによる施設への違反処分の原因となります。


Source: New York State Liquor Authority

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Dictionary: A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V X Y Z

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